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Mar 14, 2017

パリ・オペラ座来日

今日はネコ濃度低めです。

(上野の東京文化会館大ホール・ホワイエのモニター)

さて飼い主、世界最高峰といわれるパリ・オペラ座バレエ団の、約3年に一回のお引っ越し公演、

今回は「ラ・シルフィード」「グラン・ガラ」の演目中・3公演分のチケットをにぎりしめて行ってまいりましたっっ!

もうひさしぶりにこんな高い公演チケット、しかもS席奮発したからにはリキんでもしかたあるまい・・・。

19世紀、ヨーロッパを席巻したロマン主義の潮流のなか、パリ・オペラ座初演の「ラ・シルフィード」は

空気の精のお話でロマンティック・バレエの代表作と言われています。

白いロマンチックチュチュを着たふわふわの妖精さんたちがたくさん出て来る演目で、

パリ・オペラ座ならではの丁寧で繊細な足さばきに優美なポールドブラ、細部まで凝った衣装・・・(話自体はつまらないのw)

そのうえ、まさに清純で甘美な妖精そのもののエトワール、ミリアム・ウルド=ブラームと

この世の万有引力の理にさからって宙に浮かぶかのような、踊りの申し子マチアス・エイマンの組み合わせは

極東の島国で日々地味に暮らす一市民のわたしをたいそうな夢見心地にしてくれました。

(スカートフワフワです。パンフレットより)

たいしてガラ公演とは白鳥の湖などのように1〜3幕までの物語になっておらず、

いろんな演目のいくつかのシーンを幕の内弁当みたいに見せまくる公演であります(かなりざっくりした説明)

ちなみにガラとは祝祭とか公的なパーティーを意味するフランス語なんですって(wikiより)。

中でも、初めて見たナタリー・ポートマンの夫としても有名な振付家、前パリ・オペラ座芸術監督である

バンジャマン・ミルピエの「ダフニスとクロエ」

かのダニエル・ビュランの印象的な幾何形体(◯と△と◇とも言います)の背景が離れたり重なったりすることで

ストーリーもあらわす興味深い演目で、オーケストラ+眠気を誘うと評判のナマの合唱つきです。

とっても賛否両論のある演目でしたが、舞台美術や音楽などの要素も相まってわたしはけっこう好きだと思ったんですよね。

ここで現芸術監督であるオレリー・デュポンがオペラ座引退後ふたたびバレエ団の舞台に立ったのですが、

オーラ・技術ともエトワール時代と少しも変わらない様子に感嘆しました。

(パリ・オペラ座HPより)

まったく踊りというものは同じ演目でもダンサーの個性によって、流れる音楽の種類まで違って聞こえるくらいですが

どの演目もベテランからフレッシュなエトワールをはじめ、

ほんとうにさまざまなダンサーの良さを認識・堪能出来た素晴らしい公演でした。

あー またパリに見に行きたいなぁー

(また行くの?人間って大変そうだねー・・・ジョニー眠い)

Mar 12, 2017

ひなたぼっこ

(ものごっついブサ顔っぷりw)

ニャンコが日当りをもとめて移動するシーズンもそろそろ終盤でしょうかねー

ま、真夏でもひなたぼっこはするんですけど、

さむーい時期に少しでも日当りをありがたがってる様子はほほ笑ましく可愛いですよね。

どこか日焼け命なヨーロッパのマダムのようでもある(え?)。

 

飼い主にとってはしんどい花粉がピークの今日この頃、あらゆる生産性がさがってツラい気持ちしかありませんが

こんなきもちいいーーーーーな様子は、見ているこちらもきもちいいーです。

あー 花粉のない国につかの間逃亡したいニャ・・・

Mar 10, 2017

デヴィッド・ボウイ展

ちょっとアンニュイなジョニー。やっぱり一眼レフはニュアンスが違う・・・

(背景にわたしの着物が干してあるんですが(汗))

中高生の頃愛してやまなかったデヴィッド・ボウイ様の一大レトロスペクティブ・回顧展ですね、行ってきました。

ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館企画で世界を回ってきた展覧会の日本上陸です。http://davidbowieis.jp/

洋楽ゴコロが目覚めたころレッツ・ダンスの大ヒット後で、ある時アメリカ出張から帰ってきた父親が束で買ってきた

たくさんのLP(懐かしい響き)の中にひときわ目立つギルバート&ジョージによるジャケットTonightがありました。

これホントすきだったー。

あぁ懐かしい・・・このころホントにギルバート&ジョージのアートワーク好きで真似っこした絵とか描いてましたよ。

わたしのちょっと上からわたしくらいまでの世代のアート系の子達には大人気のアーティストだったと思います。

美大時代の友人に2匹の♂ニャンズにギルバート&ジョージって名付けた人がいたくらいです。(ギルジョーはカップルだからね・・・)

(彼の目の虹彩のサイズが違ってるのは子どもの頃殴られたせいらしいですね)

さてボウイですが、もちろんわたしはレッツダンス以降世代なので

こんなメイクしてた頃のジギースターダスト時代のことはよく知らず、そういう意味でコアなファンとは言えなかったのですが

展覧会ではもちろんこの時代も厚く熱く展示されており、初めてちゃんとそのストーリーを理解するとともに

彼がシャイであるが故に仮面を必要した結果のパフォーマンスの数々であったことなどを興味深く理解できました。

わたしが超好きなオスカー・シュレンマー調の衣装を着てクラウス・ノミとパフォーマンスしてるの見て興奮したり

(エイズ死亡の著名人第一号と言われているノミ、あらためて見るとキョーレツ・・・)

とうぜんV&Aらしく数々のデザイナーによって作られたカッコよくもキョーレツな衣装たくさんです。

アレキサンダー・マックイーンのとか仕立てが良くて超カッコいい。

そのなかでもひときわ異彩を放つ、この山本寛斎センセイのキョーレツなマント・・・。

(出火吐暴威、以前見た時も爆笑したわー)

 

他にボウイの描いた絵コンテやドローイングなんかも初めて見て多才さをあらためて実感。

彼ちょっと広告代理店でも働いたことがあるらしく、勝手に親近感w

自分のMVのコンテ描いてます

セットデザインも描いてる。

 

また彼がヤク浸りから身をきよめるためにドイツ滞在していた頃のコンサートが

ベルリンの壁を崩壊させるパワーの一因になった話などサイドストーリーもいろいろ興味深く知ることができ、

会場に流れる、大好きなアルバムSTATION to STATIONからの曲などを聞きながら

気持ちが多感だったあのころに戻り、ザワザワしっぱなしの展覧会でした。

カタログとノート買っちゃったけど、エコバッグはなんとか思いとどまった・・・。

最近は展覧会のグッズが充実していて気をつけないと散財しそうになりますw。

 

Mar 9, 2017

生きてます・・・

 

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(あれっ このブログまだやってたつもりなのーーー?)

やめたんだよね?と友人にも聞かれるし、そう思われても当然のことでございます(汗

思うところあってフタタビ、いやミタビかな、よろよろと更新していく決心。

ジョニハモ、2017.1.1でともに7歳になりました。もうリッパな中年ですが、腸が弱くて中年太りとは無縁なり。

そんな中年兄妹さいきんケンカが絶えず、我が家では壮絶な戦いがくりひろげられております。

産まれてからずーーーっといっしょで、せいぜい病院関係でMAX1~2日しか離れたことのない彼らが

熟年離婚を迎える夫婦のごとく今までのうっぷんを晴らしあっている、のかは定かじゃありませんが・・・。

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(ここはアタシのお城よ)

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(むっ、ジャラシを狙って近づく不穏な影が来たわ・・・)

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(トリャッ、こっち来んなっ!)

ハモン。ジョニーなんにもしてないでしょ、かわいそうに・・・

まぁこの程度の小競り合いなら微笑ましいんですが

しょっちゅう家中にとどろくような叫び声でプロレスしまくってハゲ作ったり、

プチ流血したりするのはいかがなものかなとココロを痛めています。

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ジャラシ待ちのジョニー。

もともとビビリなのでハモンの攻撃はかなりストレスの模様、その余波でアタラレている飼い主たちは

ただいま対策をあれこれ講じ中。はやくまた仲良くなりますように・・・。

May 18, 2016

わー!半年!

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よっ、元気だった?

とか言ってる場合じゃないほどの筆無精ぶりに自分でもあきれ果てております・・・

ジョニハモともども元気にしております。

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相変わらずジョニーも箱入りムスコだし、

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ハモンは肩乗りニャンコだし、

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ニャーニャーニャーニャー!

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ニャーニャーニャーニャーニャーニャー(この顔コワイ・・・)うるさく主張中。

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ネムいとブサ顔だし(注:ジョニー)、

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すぐスキマに入って寝たがるし。

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飼い主は強力にオススメされて、ワンピース歌舞伎見に日帰りで博多行っちゃったり

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そのために初めてワンピース読んだり(59巻泣きましたw)

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博多では、神楽坂でさんざんお世話になったお店のオーナーソムリエの方が

新しくオープンさせたお店 ”L’eau Blanche”ローブランシュにお邪魔したり。

ココ立地もいいし、とっても美味しかった!

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歌舞伎座終わってから一番乗りで入店し、最終の飛行機までの間に

無理矢理コース食べさせていただきました。こちらのお料理はまた後日。

すっかり初夏らしくなりましたね。

家中抜け毛だらけですけど、ニャンコたちも窓の外を楽しむ季節です〜

ではまた。

 

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