デヴィッド・ボウイ展
ちょっとアンニュイなジョニー。やっぱり一眼レフはニュアンスが違う・・・
(背景にわたしの着物が干してあるんですが(汗))
中高生の頃愛してやまなかったデヴィッド・ボウイ様の一大レトロスペクティブ・回顧展ですね、行ってきました。
ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館企画で世界を回ってきた展覧会の日本上陸です。http://davidbowieis.jp/
洋楽ゴコロが目覚めたころレッツ・ダンスの大ヒット後で、ある時アメリカ出張から帰ってきた父親が束で買ってきた
たくさんのLP(懐かしい響き)の中にひときわ目立つギルバート&ジョージによるジャケットのTonightがありました。
これホントすきだったー。
あぁ懐かしい・・・このころホントにギルバート&ジョージのアートワーク好きで真似っこした絵とか描いてましたよ。
わたしのちょっと上からわたしくらいまでの世代のアート系の子達には大人気のアーティストだったと思います。
美大時代の友人に2匹の♂ニャンズにギルバート&ジョージって名付けた人がいたくらいです。(ギルジョーはカップルだからね・・・)
(彼の目の虹彩のサイズが違ってるのは子どもの頃殴られたせいらしいですね)
さてボウイですが、もちろんわたしはレッツダンス以降世代なので
こんなメイクしてた頃のジギースターダスト時代のことはよく知らず、そういう意味でコアなファンとは言えなかったのですが
展覧会ではもちろんこの時代も厚く熱く展示されており、初めてちゃんとそのストーリーを理解するとともに
彼がシャイであるが故に仮面を必要した結果のパフォーマンスの数々であったことなどを興味深く理解できました。
わたしが超好きなオスカー・シュレンマー調の衣装を着てクラウス・ノミとパフォーマンスしてるの見て興奮したり
(エイズ死亡の著名人第一号と言われているノミ、あらためて見るとキョーレツ・・・)
とうぜんV&Aらしく数々のデザイナーによって作られたカッコよくもキョーレツな衣装たくさんです。
アレキサンダー・マックイーンのとか仕立てが良くて超カッコいい。
そのなかでもひときわ異彩を放つ、この山本寛斎センセイのキョーレツなマント・・・。
(出火吐暴威、以前見た時も爆笑したわー)
他にボウイの描いた絵コンテやドローイングなんかも初めて見て多才さをあらためて実感。
彼ちょっと広告代理店でも働いたことがあるらしく、勝手に親近感w。
自分のMVのコンテ描いてます
セットデザインも描いてる。
また彼がヤク浸りから身をきよめるためにドイツ滞在していた頃のコンサートが
ベルリンの壁を崩壊させるパワーの一因になった話などサイドストーリーもいろいろ興味深く知ることができ、
会場に流れる、大好きなアルバムSTATION to STATIONからの曲などを聞きながら
気持ちが多感だったあのころに戻り、ザワザワしっぱなしの展覧会でした。
カタログとノート買っちゃったけど、エコバッグはなんとか思いとどまった・・・。
最近は展覧会のグッズが充実していて気をつけないと散財しそうになりますw。
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