キューバの思い出 episode5
(ちょうどいいザブトンがあったわ)
ハモンさん、そこどいてくれないと仕事もできないんですけど・・・。
さて、ダラダラと続いたキューバの思い出もこれで最後です。
バラデロからハバナにもどって
今度のハバナ滞在は、ぜったい泊まってみたかったカーサ・パルティクラル。
これは政府の認めた民泊で現地の人のおうちに泊めてもらう、要はAirbnbですね。
こういう碇のマークがついてるところがソレです。
ここはけっこう人気の、オールドハバナの広場に近くて泊まりたかったところ。
もちろんギリギリスなので人気のところなんて無理、ぜんぜん空いてなかったのですが
HavanaCasaParticular.comというハバナの民泊をコーディネートしているサイトの
Ernestoくんが、なんとかしてくれました。
希望のところはいっぱいだけど、”オレにまかせろ!なんとかいいとこ探してやるぜ!”
ラテンノリの頼もしいメールでのやりとりに一抹の不安を感じつつ、
“ごめん、遅くなったけど、あんたラッキーだぜ!
オールドハバナはいっぱいだけど、オレらナイスな部屋見つけたからさ!”
ギリギリでこんな返信が来てホッとしました。出国3日前にようやく決まったのでヒヤヒヤしたわー
送られたInvoiceは日本でプリントアウトして持参。
Ernestから”DON’T FORGET TO DO IT!”って大文字で注意されてましたからね。
で、私たちが泊まったのはCASA Armando 1900というCentroにあるおうち。
オールドハバナにくらべると、この辺は現地の人たちの暮らしぶりがダイレクトに見られるエリア。
夜は街灯も少ないし、気をつけないと犬のウンを踏みそうになること多数なので
女性の1人や2人旅だとそんなにはおススメしませんが。
飼い主はいちおうサバイバル慣れしている飼い主♂がいっしょでしたし、
夜間に出会ったこの辺に泊まってるとおぼしき旅行者たちはほぼカップルか男性でしたね。
とはいってもハバナでは身の危険を感じる空気はまったくなかったです。
パリの地下鉄とかの方がよっぽど危険度高い空気が漂ってますから〜。
さて、オーナーのアルマンドさんは英語まったく話せませんでした!
奥さんなのか、通いのお手伝いさんなのか、不明のヤミカ嬢は英語話せるので助かりましたけどね。
ホントもっとスペイン語の単語覚えてくるべきだったってことが今回いちばんの反省です。
共通のリビング。このリビングの奥にオーナー一家が住んでいます。
部屋の前の踊り場、いい雰囲気。客室はこの踊り場に面した2部屋です。
ちいさいけど、清潔感ある客室で、こんなベッドが3つありました。
天井が部屋のサイズに不釣り合いなほど高かったけど、そのおかげで狭さを感じなかったですね。
朝ごはんを食べるダイニングです。
Japón風やオリエンタルテイストのカップを収集されている模様、ちょっと驚く。
感激したのは、ヤミカ嬢のつくる朝ごはん。とっても充実していました!!
フルーツ盛り合わせとフレッシュジュースからスタート、
パンと飲み放題のコーヒーにお好みの卵料理を作ってくれて、
さらにチーズとハムのホットサンドもついてくる。
正直これまでのホテルの朝ごはんよりぜんぜん美味しかったの!
おなかパンパンになりましたよ。
記憶が曖昧ですが、お値段はオプションでプラス4か5CUCだったかな。
ダイニングからはおとなりの生活やら、
学校に向かうこどもたち、などなど生活が見えて楽しかった。
近くに学校がありました。
近所には野菜とフルーツ売りが出店していたり。
お出かけ前におしゃべりしながらヘアセット中らしい。
海岸沿いの大きな通りであり、その広い歩道は市民の憩いの場でもあるマレコンまで歩いてすぐで、
またしても散歩しまくりました。
フェリーで対岸のカサ・ブランカ地区にも行ってみましたよ。
バスぐらいの感覚のフェリー。
フェリーの職員のおねーさん、網タイツがキマってます。
余談ですが、空港でも街中の警備員もミニスカ制服女子たちも網タイツはいてたので、
流行してるんだなぁなんて思ってたらこれキューバにおける制服時の正装なんですって!
高校生ぽい一団も同じフェリーで遊びに行くらしい。
到着したら公園で遊ぶかわいいこどもたちに遭遇。ちっちゃいワンコと遊んでました。
かわいいーーー♡
ここはキューバ唯一のちいさな電車、ハーシー鉄道が走っているので、
鉄ヲタにはちょっと知られた場所みたいです。すんごい古い電車が走っています。
カサ・ブランカ駅。
みんなについて坂を登っていったら、でっかいキリストに遭遇。
キューバの宗教はカトリックなんでそのシンボルなんでしょうね。
このキリストの広場は公園になっていて、ちょっとした屋台がでていました。
おとなりにはチェ・ゲバラの第一邸宅があったのには帰って来てから気づいたという・・・
あいかわらずの行き当たりばったり、調べず行動するふたり。
カサ・ブランカ側のフェリー乗り場はポップ。
ユルいように見えて意外と軽い手荷物チェックがあったりします。
帰って港付近を歩いていたら、またヘミングウエイさんに遭遇しましたよ。
美味しかったけど大量すぎて倒れそうになったスペイン料理が、キューバ最後の夜ごはんでした。
いまハバナはそこら中きちんとしたインフラを構築すべくあっちもこっちも工事していますが、
初日に会ったガイドのナディーンにいわせると、いつ終わるのかさっぱりわからず、らしい。
カピトリオ(旧国会議事堂)もオバマがくるんで大車輪で修繕始めたそうだけど、
オバマが来たの2月、私たちが行ったの11月でまだぜんぜん作業してました。
海エリアにはコンベンションセンターも作っており、あちこちホテルも出来てるようです。
古い建物をリノベーションして作っているホテルなどもあり、できればそういうスタイルで開発がすすむといいなぁ。
どうかこのままあまり変わらず、マックやスタバが出来ませんようにと祈りながら
アエロメヒコでメキシコシティへ。また6時間あまり空港で過ごして日本へ帰りました。
ものすごくテキトーに行動していた日々だったけど、キューバ楽しかったです!
(よかったわね。で、お土産は?)
キューバ、ホントにラムと葉巻ぐらいしかお土産にするようなものなかったですわー。
ちょっとしたお菓子とかもないから、結局帰りのメキシコシティの空港でお菓子買いました。
会社の人には賛否両論だった・・・w。
てことで、自分用に買って帰ったのはこのふたつだけでした。
ハバナクラブのミュージアムショップで買ったマエストロと、バラデロで買ったマラカス。
ま、でもモノより思い出ですね。