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May 3, 2017

キューバの思い出 episode2

今日は旅濃度が高いです。ニャンコはおまけについてます。

なんとかツーリストカードも手にして、いよいよキューバへレッツゴー!

しかし覚悟の上とはいえ、その道のりは遠かったです・・・

(ハバナにて。客待ちしている観光タクシー)

ジョニハモ家からは羽田がとっても便利で、すっかり足が遠のいた成田へ。

そこからアエロメヒコでメキシコシティ経由のキューバへと飛びました。

日本在住者がキューバへ行くには、今のところ日本からの直行便はありませんし、

アメリカと国交が復活したとはいえ、まだアメリカからの直行便には制限があり

このメキシコ経由カナダ経由の2択でした。

ちなみにアエロメヒコのエコノミーで行く場合、

デルタ スカイマイル アメリカンエキスプレス・ゴールドカードに入会すると、

スカイチームに乗る機会のある人はけっこう使えます。

このカードを取得すると特典で一気にデルタ航空スカイマイルの上級会員資格「ゴールドメダリオン」になれるのです。

メキシコシティ行くだけでも13時間かかるので、ホントはビジネスクラス乗りたかったけどね・・・

空いていることを期待して、アメリカ出張の多い飼い主♂が入会してみました。

  1. 元の航空運賃が安いこともあって、非常口付近などの快適性を求める座席を予約するには

プラスで10,000円かかります。これがタダ。これだけで年会費のモトが取れました。

2. スカイチームのラウンジが使えます。出発時もさることながら、

メキシコシティでの乗り換えが6時間とかあるので使えてホントに良かったと思います。

もちろんこのふたつ以外にもいわゆるビジネスクラス相当の優先がありますよ。

ついでに時間があったので、飼い主♀が持ってる

通常アメックスのカードで利用できるカードラウンジにも行ってみました。

こちら基本設備がけっこういいので航空会社ラウンジとそんなに変わらないし、

アメックスで申し込めるプライオリティパスを使えばアエロメヒコのラウンジも使えるようなので、

ラウンジ目当てで、高い年会費払ってる人ならこちらの方法でもいいでしょうね。

とはいえ2016の11月当時はこのカードラウンジのすぐ脇で大工事やっていて、

死ぬほどうるさく、すぐアエロメヒコのラウンジに避難しましたけど。

ちなみにアエロメヒコ ラウンジ、ドリンクは全部オーダー取ってくれて美味しいけど、

食事はかなりショボいです。

アメックスのラウンジは、乾きもの以外のちゃんとした食事はプラス料金です。

ということで、空港探検がてらメキシカンのレストラン入ってみました。

量が多くてスゴかったわー。美味しかったですよ。

そんなこんなで6時間ほど過ごしたのち、いよいよキューバの首都ハバナへ。

ふたたびアエロメヒコに3時間強、ホセ・マルティ国際空港(Aeropuerto Internacional José Martí)に

到着したのは、夜もふけた23時頃でした。

ここからはカードがほとんど使えないことを想定しなければいけません。

キューバは通貨が主に外国人用のCUC(クック)・国民用のCUP(ペソ)があるのですが、

空港で外国人が交換できるのはCUCです。

CUC1=CUP25で、だいたい1CUCと1ドルが同じくらいの印象。

なので、国民用の物価はとっても安いのですが、CUC表示の価格はアメリカ旅行しているくらいの感覚で

ぜんぜん安くはありません。さすが社会主義の国。観光客はお金を落としてナンボです。

日本では両替出来ないので、まずここで両替の列に並び換金しました。

ところで、そうこうしているあいだにも換金を終えた他の乗客たちは

ホテルのスタッフや、カーサ・パルティクラルと呼ばれる民泊のオーナーが迎えに来ていて

どんどん去っていくというのに私たちは迎えの来ている気配はありません

どうやら飼い主♂のホテルとのメールでのやり取りに、彼の手抜きがあった模様、

私たちには迎えがないことがわかりました。

遠い遠いキューバの地で、しかも深夜・・・

そのとき、殺伐とした空気が2人の間を流れたのは言うまでもありません。

ふと目をむけると黄色いクルマのタクシードライバーたちがたむろしているのが見えたので

ホッとしてさっそく話しかけたところ、英語がほぼ通じない!

そして値段の相場を確認しようにもインターネットも使えません!ひぃぃ

大昔にスペインへ1か月ほど旅した時に、必死で覚えた単語たちを駆使してようやくホテルへ。

あぁよかった・・・ここで改めて以下を肝に命じるべきだと気をひきしめました。

NO CARD  NO ENGLISH  NO INTERNET

もちろん、ある程度以上のレベルのホテル、観光専門タクシー、レストラン、ガイド、など

100%観光を目的にしているところはある程度の英語は話せるし、カードも使えるところはありますが

通じる、ラッキー!と思うくらいでちょうどいいと思います。

インターネットに関しては、街中でこんな風景を見かけます。

この場所はインターネットの出来る場所のひとつ。

現在キューバでインターネットに接続するには、

キューバの携帯電話会社ETECSAのWiFiインターネット・プリペイドカードを買って

その番号を入力し、WiFiスポットで使用します。料金は1時間接続できて4.5CUCでした。

このような広場・ホテルのロビーなどWiFiが使用できるところは

アクセスしている人がいるので、すぐわかりますよ。

このWiFiが使用できるホテルでも売っていますが、この携帯会社の支店で買いました。

ただしけっこう買うのに並びます。買える時は何枚か買っておきましょう。

ハバナ大学もWiFiスポットなので、ここでも売ってるらしく支店で並んで買うよりはマシという話も。

いずれにせよ、限られた場所でしか接続出来ません。

つまり最近海外の都市でもすっかり慣れっこになってしまった

グーグル先生に道案内してもらう、なんてぜんぜん無理。

ここらでよさげな店をチェックしてみよう、とかも無理。

事前の情報収集と地図、野生のカンを駆使するしかなかったです!

でもデジタルネイティブ世代でもない我々は、

以前はこういう旅をしていたはずなのにその感覚忘れてたな、って・・・。サバイバルセンス。

便利さに慣れて、すっかりその能力が衰えていたじぶんを自覚し反省した旅でした。

でもこれでもここ2年くらいで一気にWiFiスポットが増えたそうなので、

この半年でも増えているのではないかと思いますがね。

さて、まず最初にハバナでの宿は深夜に着くことを鑑みて、ホテルにしました。

12日前からホテル検索をはじめた状況なのであまり選べる状況じゃなかったこともあって、

お値段も3万くらいの部屋しかなかったけど、背にハラは変えられません

とってもクラシックな外観の「HOTEL RAQUEL」

ロビー。雰囲気はいいです。

朝ごはんのときに出てた扇風機。レトロで好き。

いちおうそこそこのホテルのスイートらしいんですが、まぁシンプルですね・・・。

街中の主だった広場には、こんな感じでクラシックカーの観光タクシーが客待ちしています。

空いてる好みのタクシーを選んで交渉し、1時間〜4時間など時間に合わせてハバナ市内の観光。

ちなみにこういうとこのタクシーはガイドも兼ねているので英語が話せる人が大半。

その代わり観光運賃です。

でも流しでひろうような、観光ガイド代でお金を上乗せしないタクシーはほぼ英語話せません。

What is this?レベルも無理な運転手に、3人は出会いましたよー。

(こちらは私たちが乗ったタクシーのひとつ)

それにしても50年代クラシックカーはやっぱりキューバの大きな魅力のひとつですね。

観光用だけじゃなくて市民の生活の足として、いたるところで見かけます。

 

他にロシア、チェコのクルマなども見られ、あらためて社会主義国であることを感じました。

ごくたまに新しいプジョーなども走っていましたが、限られたお金持ちが乗ってるそう。

こちらはヘミングウェイが通ったので有名なバー、フロリディータ。

もちろんダイキリ飲みました。美味しかったですよ。カウンターにはヘミングウェイの銅像が座ってます。

こちらオールドハバナいちばんの目抜き通り、Obispo

レストランも多数、両替所もあります。

大のお気に入りで2日通ったオサレ カフェ。これはカフェダンディというコーヒーカクテル

こんなクラシックな薬屋さんも。

音楽を演奏するお店の前では、おばあさまおばさまが踊ってる。

あちこちのお店から、音楽が聞こえてきます。

聞きながら、のむ。ピニャコラーダがおいしいー。

聞きながら、のむ。シアワセー。

ハツカネズミを背中にのせたワンコを見せ物にするおじいさん。

ヒトメボレした可愛い女子。

こういうファッションがホントに似合う街。

でも、ちょっと道をはずれるとこんな壁画がアチコチに。

街中のいたるところにある、この侵入止めには大砲が使われています。

次はハバナの観光タクシー4時間コースで回ったところを中心にアップしますー。

よろしくおつき合いくださいませ。

(ところで、これは何回シリーズにするつもりなの?)

うーん、あとハバナを1~2話に海辺のリゾートのバラデロ1話くらいかなぁ?

たぶん・・・

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