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May 1, 2017

キューバの思い出 episode1

世間はGWまっさかりでまわりにはあちこち高飛びしている方も多数いる中、

ジョニハモ家はいつもどおりのまいにち。

せっかくお正月以来ノンビリしてるし、この機会に去年の11月に行ってきたキューバ旅行記

イマサラながらすこしずつアップしていこうかな、と思い立ちました(おそい、遅すぎるYO)

 

あいかわらずダラダラしてますが、有益なことも多少は書いているハズ・・・。

あ、もちろんニャンコ付きですよ、しつこいようですがネコブログですw!

(だいじょぶなんでしょうね・・・?)

キューバのニャンコも登場するんだよ〜

では、飼い主いちばんのお気に入りキューバンショットから。

広場で観光客相手にお土産物売ったりいっしょに写真撮って商売している葉巻オバちゃんが、

警官と立ち話しているのを盗み撮りしたんですけどね。

撮った後で見てみたらあまりに絵になるんで動悸がしました、な一枚。

キューバ行きを決めたのが予定出発日の12日ほど前という、

旅情報もまだ少ない未知の国だというのに、実に衝動的な状況でのスタート。さすがBです。

さて、まずはほんとにほんとに始めから。出国する前にしなければならないことです。

キューバ入国時に必要な書類はふたつありまして、

キューバに行くなら、まず忘れてはいけないのがツーリストカード

これが出かける前いちばんのハードルでした・・・

というのも・・・

このツーリストカード(入国許可証)を取得するには

キューバ大使館すぐ並びの大使館の領事部に直接取りにいくか、

申請書類を郵送して送ってもらうことになります。

しかし2100円で済むところ、郵送だと5600円!行ける距離にいるなら、ふつう領事部に行こうと思うでしょう。

しかし、この領事部がたいへんクセ者なのでありました。

受付時間がホームページなどにも明記されていなかったので、行く予定の前の週に電話をしました。

そのとき対応した親切そうな係員の人は「午前:9:30~12:00/午後:13:00~14:30」と教えてくれ、

ふむふむ、午後の時間に気をつければ勤め先もわりと近いし楽勝だな、と思ってたじぶんの肩をたたいてやりたい。

また、すでに行った人の旅行記など参考にしたところ、ツーリストカード待ちの人はほとんどおらず、

いても1~2人なので所要時間も10分かかるかどうかだと書かれていました。

領事部に電話したのが金曜日でしたが、翌週の火曜の13時頃に現地へ向かいました。

赤羽橋駅から行くとキューバ大使館のほんのすこし手前

なんてことないビルの1階に領事部の看板は出ていますが、扉はカギがかかっている!

なんだかよくわからずボーゼンとしていると、

見れば、やはりツーリストカードを取得しようとしているらしき若きイケメンも右往左往してます。

「先週電話したらやってるって言ってたんですけどねー?」と話しつつ、大使館に電話しました。

(この時領事部は電話に出なかったんですよ)

すると

なんと今週から受付は午前中だけになった!というではありませんか!!!

そんなの、前の週に電話した時にふつうわかるよね!!!教えてくれるよね!!!

応対に出た大使館の係の人も、申し訳なさそうにどうにも出来ないといいます。

そりゃタダの旅行客ですけどねっ。ほんとにギョーテンしました。

わたしはまだ翌々日に来られるチャンスはあるな、と引き下がったのですけど

イケメンは「トビラ叩きまくったらどうですかね!」とあきらめきれない様子。

でも、けっきょく2人してトボトボと駅にひきかえしたのでありました。

彼は出国に間に合ったのかなぁ・・・イケメンだけにけっこう気になってました

 

さて、翌々日のリベンジでなぜこんなことになったのか理解できたように思います。

すでにここからキューバは始まっていました。

その日は前回の悔しさから、ほぼ9時半ごろに到着したところ

ツーリストカード希望者は飼い主の前にはひとりもおらず一番乗り

ところがさらなる悲劇がやってくるとはこの時は知る由もなかったよ・・・。

申請書を前もってダウンロード、必要書類を準備万端クリアファイルにまとめて

受付のおばさま、いやおばあさまに、申請受付をお願いします、と声をかけました。

すると、ちょっとそこに座って待ってろ、と言います。

しかしそうこうしているうちにどんどん人がやってきて、

せまい10帖もないようなスペースにあふれんばかりになりました。ざっと30人以上はいたと思います。

その人たちみんなが受付のために列をつくろうとしても、先ほどのおばあさまがパニック気味

そこに座って待っててください!をくり返すばかり。でも座る席なんて12席あるかどうかです。

みんな途方にくれて自主的にじぶんより前にいた人を確認し、なんとなくの前後関係を把握するという・・・

日本人ってこういうときちゃんとしてるわねー。

45分くらい待ったころでしょうか、ようやくおばあさまが受付開始の声をかけました。

もちろんわたくしいちばんに書類を渡しました

そのころにはさらにひとが増えていたのですが、受付はこのスペイン語が堪能らしきおばあさまひとり

バックにはラテンなスタッフが2人ほどいるようですが、効率とか整理とかは無縁そうな気配で

なにも考えずにおばあさまがファイルを積み重ねている様子を見ていてイヤな予感はしたのです。

案の定ツーリストカードが発行されはじめたところ、ここから悲劇は起こった・・・。

後から来た人たちのほうが、どんどん先に受領していきました。

さっそくおばあさまにイチャモン、尋ねたところ、

ありえねーーーーー!

私の目立つ赤いファイル、一番下にあるんですけど!

その上にあとからきたひとのどんどん積み上げてるんですけど!

震え声で、その一番下のファイルがいちばんにここに来て待っていたわたしのものです、と伝えて

そこから確かに10分足らずで発行されました。涙。

なんとまぁ、トータルの所用時間1時間30分以上かかっとるやないの

いやどこでも日本と同じだと思うなって意見はわかりますよ?

でもココいちおう日本だからカンチガイしちゃったんですよ!もうぜんぜんキューバです。

いろんなブログで受領まで10分足らずと書かれていた時代は、日本からの観光客は本当に少なく

順番とか考えたこともないスペイン語だけは堪能なおばあさまひとりで、

なんの問題もなかったのでしょう。

やはり、2014年末に国交が復活して2016年2月には米大統領が88年ぶりの訪問、

その年9月からは航空会社も続々乗り入れが始まる、などキューバ熱がこの2016年の後半に向かって

おおいに盛り上がった結果、日本からの観光客激増!という状況に

領事部は対処しきれない事態が生じはじめ受付は午前中だけ、になったのでしょうかね。

あれから約半年、すこしは改善されていることを願ってやみません・・・。

というわけでこれからキューバ行きのツーリストカード取得を検討される方は、

事前の確認を怠らず、時間に余裕をもって領事部に行き

ホトケの心で発行を待つ覚悟で行きましょう。

以下現時点での情報を記しておきます。教訓として、事前と当日のダブルチェックしたほうがいいです。

駐日キューバ共和国大使館 領事部
〒106-0044 東京都港区東麻布1丁目28-2  電話:03-5570-4481
http://www.cubadiplomatica.cu/japon/EN/Home.aspx

この領事部サイトの中のサイドバーいちばん下から申請書のPDFがダウンロードできます。

領事部でも用紙がありますが、上記のようなカオス状態が想定されることを考えると

プリントアウトできるなら事前に準備した方が楽でオススメ


大使館・領事部に出向いて申請する場合

  • パスポート本体
  • パスポートの顔写真が掲載されているページのコピー
  • 申請書(大使館領事部にて設置配布、もしくは自分でダウンロードしたもの)
  • 写真(サイズ:縦5cm 横5cm)1枚 ※提出する申請書に貼付
  • 予約航空券、またはeチケットのコピー
  • 初日宿泊施設の予約宿泊券、または予約確認書等のコピー
  • 申請料金2,100円

郵送で申請する場合

  • パスポートの顔写真が掲載されているページのコピー(パスポート本体の送付は不要)
  • 申請書(大使館ホームページからダウンロード)
  • 写真(サイズ:縦5cm 横5cm、ダウンロードした申請書に貼付)
  • 予約航空券、またはeチケットのコピー
  • 初日宿泊施設の予約宿泊券、または予約確認書等のコピー
  • 返信用封筒(返信先をご記入済の82円の切手を貼った、幅広の定型封筒)
  • 申請料金5,600円(事前にお振込みいただき、その際の振込票をご同封ください)
    ※振込先は大使館領事部までお問い合わせください。

DTACキューバ観光情報局HPより

 

 

それからふたつめの大事なもの、海外旅行保険の英文証明書が必要です。

コレ私はカード会社に頼んで付帯保険の証明書をもらいました

 

 

今日のところはここまで。出国までにたどり着けなかった・・・スミマセン。

次回はアエロメヒコでメキシコシティ経由でキューバに入った1日目をアップしますんで。

おわびにキューバのニャンコを貼っておきますね。

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